【レビュー】OLYMPUS OM-D E-M10 MarkⅡ (3) E-M5 MarkⅡと比較してみる

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その1その2からのつづきです。

前回はコンパクトかつ機能性にも優れたE-M10 MarkⅡの特徴をお伝えしました。今回は同じオリンパスのOM-D E-M5 MarkⅡと比較してみようと思います。

 

  

E-M10 MarkⅡは軽量ボディが特徴

 何よりの違いはボディ重量です。サイズと重量を以下の表にまとめてみました。

実は大きさにはあまり差がないことがわかります。 一方で、質量はE-M5 MarkⅡのほうが70g重いです。持ち出したときに荷物にならないのは、ミラーレス一眼の大きな魅力です。そのためにもカメラは1gでも軽くあってほしいので、E-M10 MarkⅡの軽さは強みだと感じます。

 

E-M10 MarkⅡはフラッシュ内蔵

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前回ご紹介した通り、E-M10 MarkⅡはフラッシュ内蔵。E-M5 MarkⅡは外付けのため、フラッシュを持ち歩かなければなりません。E-M5 MarkⅡに付属する外付けフラッシュはバウンス撮影も可能で、E-M10 MarkⅡに内蔵されるフラッシュよりも圧倒的に高性能なわけですが、フラッシュを持ち合わせていない状況でも簡易的にフラッシュ撮影ができるのは安心感が違います。もちろんE-M10 MarkⅡも外付けフラッシュは使用できますので、本格的な撮影を望む場合は別に購入して取り付けることができます。

 

価格差は意外と大きい

やはり一番はココですね。E-M10 MarkⅡの実売価格がおよそ55,000円なのに対して、E-M5 MarkⅡはおよそ80,000円(ともに2017年3月、ボディ価格)と25,000円ほど価格差があります。低価格帯のレンズなら追加で1本買えちゃうくらい差が大きいんです。

 

性能差は意外と大きくない

それなりの価格差がある一方で、性能差はあまり大きくありません。といっても、E-M5 MarkⅡが価格に見合わないのではなく、E-M10 MarkⅡが安すぎるのです。

E-M10はMarkⅡに進化したことで3軸手振れ補正→5軸手振れ補正にアップデート。電子ビューファインダーも236万ドットで、E-M5 MarkⅡと同じです。有効1605万画素の4/3型Live MOSセンサーや画像処理エンジン「TruePic VII」もE-M5 MarkⅡと変わらず、画質も同等。ピント位置をずらしながら連続撮影するフォーカスブラケットスマホと接続できるWi-Fi機能も搭載されています。基本性能は十分すぎるくらいで、エントリーモデルにしてはやり過ぎ感すらあるのです。

 

E-M5 MarkⅡのほうが優れている点は?

それでもE-M5 MarkⅡは上位機なわけですから、あえてE-M10 MarkⅡよりも優れている点だけを以下にまとめます。

手振れ補正は同じ5軸手振れ補正ではありますが、ユニットが異なるためE-M5 MarkⅡのほうが高性能。とはいえE-M10 MarkⅡでも手持ちでイルミネーションや夜景の撮影が可能なレベルです。

40Mハイレゾショットは0.5ピクセル単位でセンサーを動かしながら、8回撮影した画像をもとに4000万画素相当の高画素画像を作り出すもの。撮影には三脚が必要で、人物を含め少しでも動く被写体は撮影できないため、使えるシーンは限られます。

OM-D MOVIEはシネマ品質の動画を手持ちで撮影できる機能。動画が公開されていますので、こちらを見ていただくとわかりやすいです。

画期的な機能であることに間違いはありませんが、写真の撮影を主とする方には必須の機能ではありません。

 

まとめ

E-M10 MarkⅡを購入する際、E-M5 MarkⅡにすべきか迷いました。ところがほしい機能はE-M10 MarkⅡにすべて揃っていたんですよね。それどころかE-M10 MarkⅡのほうが軽いボディで、簡易的なフラッシュも内蔵されており、荷物を減らせるという大きな魅力があります。こうした長所を生かして、これからどんどん持ち出すことになりそうです。

 

 

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